



この記事を読むといつもと違う2020年秋アメリカの大学の様子が分かります。
- アメリカの大学の授業はオンライン授業がメイン
- アメリカの大学生の友人の作り方
- アメリカの大学の時間割
- アメリカの大学のGPA(成績)のしくみ
この記事では『2020年アメリカの大学秋の新学期の様子』をご紹介。
Lucyのプロフィール
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- 6か月目初心者ブロガーLucy
- 中学生対象の英語塾主宰
- アメリカの大学に通う生徒さんの留学コンサルタント業もお仕事にしています。
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Contents
2020年秋の新学期


今年は例年と様子が全く違うらしい。
学生生活
授業形式
大半の授業がオンライン形式で行われているようです。
アメリカでの生活を継続したままオンライン受講
日本人大学生Aさんの場合
3月に日本に帰国、オンライン受講
大学に入学したばかりの日本人大学生Dさんの場合
進学先の大学近辺に引っ越しをしてオンライン受講
日本人大学生Sさんの場合
4月に日本に帰国、オンライン受講
授業形式の種類は主に3つ
- オンライン授業のみ (online)
- ハイブリッド:オンラインと教室での授業の両方ある授業 (hybrid)
- 教室での授業 (in person)
授業
授業は主にZoom。Youtube動画に授業や補助教材をアップする先生もいらっしゃいます。
授業の録画の可否は各先生の判断によります。授業のスピードが速い授業を後から聞き返せると助かりますね。


シラバステスト
最初の授業の課題がシラバステストのクラスもあります。内容は授業に関する説明資料とオリエンテーションで教授が説明した内容からの出題です。
問題数は各教授によって違います。11問のクラスもあれば20問あるクラスもあります。テストはオンラインで、提出後クリックすると正誤数が表示されます。面白いことに、教授によっては2回テストを受けるチャンスがあること。2回のうちスコアの高いほうが採用されます。採用するというのは成績評価の対象ということです。
discordの利用
クラスメートとの交流はdiscordで活発に行われています。最初のオリエンテーション授業の後にクラスメイトの有志が立ち上げてグループが結成されます。クラスメイトの約9割はグループに入っているのが現状です。
授業中のおしゃべりはここで活発に行われています。授業中隣の人にちょっと聞きたいことってありますよね。そんな時に利用されています。
教科書
大学の教科書はとにかく高い。学生には悩みのタネです。
先ほどのdiscordでは教科書情報も共有されます。どこでどのようにテキストを取得するのがお得か等の書き込みが常時アップされます。
アメリカの学生が教科書を手にする選択肢は
- 実際に教科書を購入する 例:本屋さん
- 実際に教科書をレンタルする(レンタル期間は選べる) 例:Chegg books
- E-textbookを購入する 例:Chegg books、Amazon
- E-textbookのファイルを貰う 例:友人
時間割
時間割に関しては例年通りです。
成績の評価方法
2020年秋の新学期の授業の成績評価は従来よりも出席率が重視されているのが特徴です。授業時間にはPCの前にいることが原則です。(例:ある授業では3回欠席したら単位は取れません。)
成績は項目ごとに評価の割合があらかじめ決まっています。合計は100%ではありませんが、100%に換算してgrade(A、A⁻、B⁺、B、B⁻、C⁺、C、C⁻、D⁺、D、D⁻、F)に算出されます。相対評価でなく絶対評価です。
エクストラの課題を与える教授もいます。学生に良い成績を取る機会を増やすためです。チャンスを与えるってアメリカっぽいですね。
項目 | % |
提出物 | 20 |
オンライン宿題 | 5 |
エッセイ | 15 |
中間テスト#1 | 20 |
中間テスト#2 | 20 |
中間テスト#3 | 20 |
期末テスト | 30 |
まとめ
2020年秋の新学期アメリカの大学の現状をまとめました。
日本、アメリカだけでなくすべての国の学生が一日も早く以前のような学生生活に戻れることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。