【まとめ】JKローリングさん新作『The Ickabog』第4章『黒いカーテンの家』あらすじと感想

The Ickabog

こんにちは、Lucyといいます。

アメリカへ進学した日本人大学生のサポートをお仕事にしています。

最近は中学生対象の英語教室を主宰しています。

この記事は『The Ickabog』第4章です。

タイトルは『The Quiet House』。

はじまりはじまり。

第4章あらすじ

ダブテイル夫人のお葬式

ダブテイル夫人は’町の中の街’にある墓地に埋葬されました。

そこは代々宮殿の奉公人が埋葬される場所です。

葬儀の後、ダブテイルおじさんとデイジーは手をつないで長いことそこにたたずんでいました。

ダブテイルおじさんは参列者が去ると、

王様から送られた紫のリースをダブテイル夫人の墓石から離して

代わりにデイジーがその朝摘んだマツユキソウの小さな花束を置くのでした。

そしてゆっくりと家路につきました。

フレッド王がダブテイル家の喪に気がつきます。

ダブテイル夫人の葬儀1週間後に、

フレッド王が王室警察を伴って狩りに出かけた時のことでした。

王は’町の中の街’にある一軒のコテージに気がつきます。

そのコテージは窓にも、玄関も黒い布がかかっていました。

その家はダブテイル一家の家でした。

フレッド王の困惑

フレッド王が黒いカーテンの家がお針子の責任者ダブテイル夫人の家と気づいてからというもの、

ダブテイル一家のコテージの前を通るたびに

人気のない庭と黒い布で覆われた扉に目が向いて、

ダブテイル夫人がしっかりとと手にアメジストのボタンを握ったまま息絶えた様子が

フレッド王の脳裏に浮かぶのでした。

思い出すたびに苦しく、

ついにフレッド王は苦しさに我慢できなくなりました。

フレッド王の対処

不快な気持ちから逃れるために

フレッド王は手を打つことしました。

さりげなく執事へリングボーンに

少人数の世帯には小ぶりの家を、

家族の多い世帯には大きめのコテージを奉公人たちに振り分けるようにと指示を出します。

該当するのは二人暮らしなのにやや大きめのコテージに住むダブテイルの家と

こどもが4人いるローチ一家の世帯でした。

執事からの示唆により、

ふたつの世帯はコテージを入れ替わりました。

フレッド王は采配を振るうふりをして、

喪に服したコテージから逃れることに成功したのでした。

数週間が過ぎるころ、

フレッド王はダブテイル家族のことはすっかり忘れて

また楽しく過ごしていました。

感想

フレッド王の行動には疑問が残ります。

いまのところ王様としての資質は充分に持ち合わせているとは思えません。

まずは、着道楽な点。

自分を着飾ることに関心があります。

自分の衣装のために、

お針子に無理を強いてまで期日までの完成を求めました。

3夜連続勤務した4日目の朝に

お針子のデイジーのお母さんはなくなりました。

おしゃれというよりも、

むしろ利己的で虚栄心の強さがうかがえます。

今回の章ではフレッド王は喪に服したダブテイル家のコテージの黒いカーテンを目にすることから逃れるために

政治的手腕を発揮しています。

皮肉なことに、

もっともらしい理由を並べて思い通りに物事を動かすという点では

リーダーの資質は十分とも言えます。

人として尊敬はできませんが。

一方、残されたデイジーとダブテイル氏の気持ちを思うと

胸が張り裂けそうになります。

2人がどんな気持ちでドウブテイル夫人の墓石を見下ろしていたのか。

王様のリースをそっと墓石から離して

デイジーが作ったマツユキソウの小さな花束を墓石に置いた時の気持ち。

ドウブテイル家おじさんとデイジーのかなしみが伝わってきました。

その後、コテージの住み替えを強いられます。

家族で暮らした思い出のコテージからの転居は

さらに残された2人の深くしたことでしょう。

第3章はフレッド王の好感度が下がった章でした。

第4章に出てきた英単語や英語表現

hand-in-hand

意味は手をつないで。

ダブテイル夫人の葬儀の後に墓石に立つ夫と娘の描写です。

Daisy and her father stood hand-in-hand. (デイジーとお父さんは手をつないで立ちつくしていました。)

cannot help but do

意味:(するまいとしても)…せざるえない。…せずにはいられない。

ダブテイル家のコテージの窓と玄関の扉に黒い布がかかっていることに

フレッド王が気がついてから

目にするのが苦しい時の描写です。

he ( King Fred ) couldn’t help but fix his eyes on the empty garden and the black-draped door of the Dovetail residence,

(フレッド王は人の気配のない庭とダブテイル一家が住んでいる家の扉にどうしても目が向いてしまうのだった。その扉は黒い布がかかっていました。)

まとめ

第3章のあらすじと感想でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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